清掃………月1回程度・・・気が立っているので刺されないように注意
内検………月1回程度
分蜂………なし
給餌………不要
採蜜………不適
ミツバチ、養蜂家ともども冬籠りの季節で、一年の計画を立てるのに良い時期です。春から
初夏にかけての天然バチや分蜂の取込み・年間養蜂群数、秋のハチミツの採取量の計画立案
や、養蜂技術のレベルアップのための読書やDVD閲覧等、静かに英気を養う楽しい時間でもあります。
★管理のポイント
(1)巣箱などの工作用具の手当てと点検
①よく使う工作用具
- 両刃のこぎり:刃渡り240ミリ程度のもの。(300mm巾が切れるスライドソーがあれば便利)
- 平かんな:中位の大きさのもの。
- 木ビス:コースレッド(細身のビス)など板厚を考慮して数種類の長さのものがあると便利。通常は貫通材の2倍の長さ。
- 糸のこぎり:回し引きのこぎりでもよい。
- 木工平やすり:荒目、中目ノコヤスリは目詰まりせず使いやすい。
- 金づち、木づち
- 電動ドライバー
- 差し金、スケール:差し金は金尺で角度も出せる計測具。
- 巻き尺
- クランプ各種
- ガムテープ(黒):巣箱などの合わせ目に貼る。
- きり
注:手回しドライバー、端金2本(端金「ハタガネ」は材料や仕掛かり状態の器材を固定する工具)もあると便利です。
②点検対象の器材
- 巣箱類:横型巣箱が2箱必要です。
- ハチマイッター:女王蜂逃去防止器具で2個ほどあれば良いでしょう。
- 待ち台:分蜂群の捕集用として数個準備します。
- スズメバチ対策器具:スズメバチ捕獲器で、巣箱周りに複数取り付けます。
③巣箱の点検
使用した巣箱は、どうしてもゆがみやねじれが生じてきます。ビスを差し直すなどして
点検・補修してください。養蜂実績のある使用済みの空の巣箱などは、できれば一度分解し、24時間水に浸けてスムシの除去を行いましょう。
また、2月の各種器材の工作に備えて、巣箱用の杉板・待ち台の樹皮などの手当ても
考えておきましょう。
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