1.ニホンミツバチの養蜂とは

はじめてのニホンミツバチ養蜂
はじめてのニホンミツバチ養蜂

ニホンミツバチの養蜂

日本の在来種であるニホンミツバチに、設置した巣箱に住んでもらい、ときどき蜂蜜を分けていただく、というのがニホンミツバチの養蜂です。

家畜として飼育されるセイヨウミツバチと違い、最初は特別な技術や知識がなくても、勉強しながら趣味として養蜂を始められます。

始めるのは比較的簡単なニホンミツバチの養蜂ですが、野生の生物が相手であり、なかなか思い通りにいかないことも多々あります。色々と試行錯誤していくのも、ニホンミツバチの養蜂の楽しさといえます。

ニホンミツバチの群れ

ニホンミツバチの群れは、1匹の女王蜂、多数の働き蜂(全てメス)で構成されています。オスは基本的に繁殖期にのみ誕生し、交尾のみを担います。働き蜂は他の蜂と同じように針を持ちますが、めったに刺すことはなく、刺した場合はその個体は死亡します。性質は攻撃的ではなく、穏やかな蜂です。

セイヨウミツバチとの違い

一般的に売られている蜂蜜はセイヨウミツバチの蜂蜜です。養蜂と聞いてよくイメージされるような、巣箱の中に枠が並んでいて、そこにミツバチが巣を作っている風景は、セイヨウミツバチの養蜂の様子です。

蜂蜜の取れる効率はセイヨウミツバチのほうが良いですが、その分家畜としての管理が必要で、手間がかかります。

ニホンミツバチは定着しさえすれば手間はさほどかかりません。日常生活の中で趣味として養蜂ができるのが大きな魅力のひとつといえます。

見た目は、セイヨウミツバチのほうがひと回り大きく、体毛やお腹の帯が明るい茶色やオレンジ色にみえます。

ニホンミツバチはやや小型で、黒と茶色の落ち着いた色をしています。

ニホンミツバチの養蜂の始め方

巣箱とそれを置く場所、そして蜂の群れを確保できればニホンミツバチの養蜂が始められます。

巣箱については次の項目で説明します。

蜂群の入手は、分蜂(ぶんぽう)の時期に捕獲する、捕獲した群れを譲ってもらうなどの方法があります。

ニホンミツバチの巣箱

ニホンミツバチの巣箱としてよく使われるのが、重箱式(じゅうばこしき)巣箱。

木製で、上段の蓋と中段の継箱(つぎばこ)、蜂の出入り口となる下段の巣門枠がセットになっています。

蜂はこの箱の上側から巣を作っていくので、巣が大きくなってきたら中段の継箱を足していきます。これが重箱式といわれる理由です。

蜂は巣の上のほうから蜜をためていく性質があるので、ある程度巣箱が増えたら上の継箱を、中の巣とともに切り取る形で外して蜜を取ります。

蜂蜜と蜜蝋

ニホンミツバチの蜂蜜は希少なため、高級品として流通しています。

蜂蜜がたくさん採れるようになるまでには時間がかかりますが、うまくいけば、自分で消費するには充分な量が採れるようになります。

採れたての蜂蜜は、香りがよく、優しい甘みでとても美味しいですよ。

蜂蜜を採ったあとの巣は蜜蝋として加工し、利用できます。

ニホンミツバチの蜂蜜は一般的に、群れを飼い始めて2年目の秋から採れます。

ハチたちにとっては冬越しのための貯蔵食料になるので、採りすぎに注意。群れの様子を見ながら、適量を採るようにします。

八南みつばちの会とは

「八ヶ岳南麓日本みつばちの会」は、山梨県北杜市を中心に活動しているニホンミツバチの養蜂同好会です。

老若男女、ニホンミツバチの養蜂に興味のあるメンバーが集まり、情報交換や交流、勉強会などを行っています。

八ヶ岳南麓日本みつばちの会について

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