【養蜂作業ノート】10月 採蜜期 採蜜の手順

養蜂作業ノート
養蜂作業ノート

清掃………週1回程度

内検………週1回程度

分蜂………なし

給餌………必要

採蜜………適期     

9月に引き続き10月も蜜源・花粉源となる花々が豊富で、蜜・花粉集めが盛んに行われます。
採蜜後の南麓では、約1ヶ月間ほど白ソバが咲き続け、越冬用の貴重な蜜源となります。
秋深まり冷え込む前の上旬は子育ても低下気味となり、巣房には満杯のハチミツが貯められるようになり、まさにハチミツ採取の最適期です。時間をかけて、丁寧に蜂群を別の巣箱に移し替え、採蜜の作業とハチミツの味を愉しみましょう。
採蜜時に巣板を全て取ってしまう場合は当面のミツバチの食糧と越冬用の貯蜜のために十分な良の給餌をしましょう。

★管理のポイント

(1)採蜜の適期

早春から集められた蜜が巣箱の中に蓄えられ、女王バチの産卵が低下して幼虫が少なくなり、純度が高く、濃密なハチミツの採取が可能となります。

(2)準備する道具類

  1. 空巣箱:採蜜時の蜂の移し替え用
  2. テーブル・台:空巣箱と採蜜巣箱を連結・設置する台座
  3. ゴムバンド・ガムテープ:台座上の空巣箱と採蜜巣箱の固定に使用
  4. ブルーシート:領す箱の連結部の覆い(良巣箱のサイズが同じ場合は不要)
  5. ハチマイッター:空巣箱に収納した蜂の逃去防止用
  6. 金づちなど:ハチの追い込み用(採蜜巣箱の側面等を叩き、蜂を追い込む)
  7. ドライヤー:同上(採蜜巣箱の開口部の上・側面等への送風)
  8. ドライバー:採蜜巣箱の後ろぶた(採蜜の作業側)の取り外し用
  9. ポリバケツ :
    1. 30リットル×3コ:巣板入れ
    2. 20リットル×2コ:包丁・布巾等の水洗い用
  10. ざる・濾布:採取した蜜の濾過用
  11. 包丁:巣板・巣房の切り取り用
  12. はけ:ハチの空箱への追い込み用
  13. 布巾:底板の水拭き用
  14. ゴム手袋:採蜜時全般で使用(厚めのもの)
  15. 面布:ミツバチの刺されないために使用

(3)採蜜手順

5.採蜜の手順と採蜜の処理を参照

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