【養蜂作業ノート】12月 越冬準備期 越冬対策

養蜂作業ノート
養蜂作業ノート

清掃………月1回程度

内検………月1回程度

分蜂………なし

給餌………不適

採蜜………不適

寒い冬の季節の到来です。それぞれの蜂場の環境に応じて越冬管理を実施してください。
寒い時期の砂糖水の給餌は巣箱内の温度を下げるなど決して良い結果にはなりませんので避けてください
越冬対策は本格的な冬を迎える前に済ましておきましょう。

★管理のポイント

(1)ハチミツの管理

日本ミツバチのハチミツは多様な花々の蜜を集めた百花蜜で、市販の西洋ミツバチの単花蜜とは異なります。
会では収穫したハチミツは濾布を使って不純物を取り除き、精製・加熱処理しない垂れ蜜を100%純粋な天然ハチミツと称しています。80%程度の糖度があればガラス瓶や陶器に移し長期貯蔵が可能となります。糖度が低い場合は、表面が白く泡立ち、発酵状態となります。
個人で消費する場合は特に問題はありませんが、ハチミツとしての取り扱いができないので、糖度計でしっかりと糖度を計測・確認してから瓶詰めして、常温で保管しましょう。
ハチミツは温度等の条件によっては結晶することもあります。ハチミツの主成分は果糖とブドウ糖ですがブドウ糖の比率が高いと結晶しやすいとされていて、10度以下の低温環境になると生ずる場合があります。ハチミツが結晶した場合、そのまま食しても問題はありませんが、湯煎にすると元の状態に戻すことができます。

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